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L

★レベルの目安★

Beginner:
自力でテイクオフ出来る。横に滑ることが出来ない。沖に出る練習中。

Inter/Beg:
安定して横に滑れる。ロングライド出来る。波に多く乗れるようになってきた。

Intermediate:
狙った波に乗れる。カットバック出来る。リエントリー出来る。

Advan/Inter:
常に安定して波に乗れる。リップアクションが出来る。

Advanced:
どんなコンディションでもリップアクションが出来る。技を使いわけてライディング出来る。

|| STACEY TOPICS ||

そもそも、なぜボードのリットル数が大切なのか?

B(N) = ρgV

B = 浮力
(N)= Newton (力の単位)
ρ = 流体の密度
g = 重力加速度(9.8m/s)
V = 物体の体積

流体力学上、浮力(Buoyant Force)という力は“物体を流体中に沈めたとき、その物体が押しのけた流体に作用する重力(重量)と等しい力を上方に受ける” と定義されています。 海水の密度、地球の重力加速度は日々、大きく変動するようなパラメータではない、すなわち現実的に浮力へ大きく影響するような要素ではありません。つまり、上記浮力の計算式の解に大きく影響を与えるパラメータは、そう、物体(ボード)の体積です。

体積は「㎥」「CC」「L」などが主ですが、サーフボードでは、より馴染みのある「L(リットル)」が使われています。

ライディング中にボード表面を流れる流体(海水)が、「ロッカー」「コンケーブ」へ作用することにより、サーフボード自身、浮き上がる力(動的揚力)を発生しますが、この力はライディングのスピードに依存します。つまり波に大きさがあったり(高位置エネルギー)、良い形の波(位置エネルギーを抵抗なく使える)であれば良いのですが、いつもそのような波がブレイクしているとは限りません。

そこで幅広い波のコンディションに対応するべく、大切になってくるのが「ボードそのものが持つ浮力」なのです。

サーフボードは決して安い買い物ではありません。だからこそ、自分の体型とスキルにあったボードを選んで、楽しくサーフィンしたいですね。